非抜歯矯正に対する矯正医側の拒否反応が想像を絶する
非抜歯矯正治療法は、高度な技術が必要なため、なかなか多くの歯科医には簡単には受け入れにくいということはありますが、それ以上に非抜歯矯正に対する矯正医側の拒否反応が想像を絶するものがあります。
抜歯矯正VS非抜歯矯正という図式
今まで、抜歯矯正を当たり前のように行っていた医院では、非抜歯矯正を取り入れるということは、清水の舞台から飛び降りるぐらいの覚悟が必要になってきます。
今までとは真逆の治療方法を行っていくということに、多くの歯科医は一歩を踏み出せないでいます。
その結果、抜歯矯正VS非抜歯矯正という図式が完全に出来上がってきました。
そして、矯正医の中には非抜歯矯正を目の敵にして誹謗中傷してくるグループが出てきました。
非抜歯矯正を悪く言うだけでなく、その治療法を広めようとしている人を個人攻撃して誹謗中傷してくるようになっています。
実際、私をはじめ、非抜歯矯正治療を広めようとしているドクターに対して、言われなき誹謗中傷、嫌がらせなどをし、力で抑えつけようとしてきます。
その結果、誹謗中傷に耐えられなくなって、非抜歯矯正の普及活動を自粛したり、極力、表舞台から避けるようになられたり、見ていて気の毒になります。
メリットの多い非抜歯矯正治療の普及をライフワークに
私自身、歯科医をしている間は、患者様にとって多くのメリットがある、この非抜歯矯正治療の普及をライフワークにしていこうと思っていますので、そういう嫌がらせに負けないように頑張っていますが、まだまだ道は厳しいなと感じます。
医療というのは、患者様が主役であって、患者様の利益になることは、ドンドン取り入れていくべきだと思うのですが、抜歯矯正VS非抜歯矯正という構図ができている現在では、数の論理でいくと、非抜歯矯正治療の普及は今後も抑えられてしまうのではないかと危惧しています。
非抜歯矯正の流れは大きく3つに大別されます
そもそも「非抜歯矯正」と一言で言いましても、今現在、非抜歯矯正の流れとしましては、大きく3つに大別されます。
知名度的にもこれら3つが主流になっています。
1.MEAWワイヤーおける方法
(最近ではゴムメタルワイヤーを応用した方法)
2.グリンフィールド先生のフィロソフィーに基づいた「日本非抜歯矯正研究会」による治療方法
3.入れ歯のような取り外しによる床矯正による治療方法「床矯正研究会」
私が行っている矯正方法は、自分なりに大きく改善しているところはありますが1.のMEAWワイヤーの考え方をベースにしています。
ですので2.や3.の方法に関しまして疑問な点は、HPのアドレスを参考にして直接お問い合わせください。
どこかのHPや掲示板などで「非抜歯矯正」には問題があると言われても、それはその治療法自体に問題があるのか、同じ治療方法においても、施術される先生のレベルも当然違いますので、治療法はいいけど、施術された先生の技術に問題があったのかもしれません。
日本一「患者様の声」が多い歯科医院を目指しています
当クリニックは、日本一「患者様の声」が多い歯科医院を目指しています。
「もう沢山患者様の声はあるから、これ以上は患者様の声を載せる必要はないんじゃない?!」という意見をいただくことがあります。
しかし、私の中では、当クリニックで行っている「非抜歯矯正法」がいい治療法であることを証明できるのは、歯医者ではなく患者様だと信じているので、患者様の喜ばれている声を1人でも多くお聞きいただくことで、非抜歯矯正に対しての疑問や不安を少しでも軽減できればと信じてこれからも「患者様の声」を増やしていこうと思っています。
(医療ガイドラインの改正により現在は掲載されておりません)
抜歯矯正にも非抜歯矯正にも、いい点があれば悪い点があります。
どちらが優れているかということよりも、どちらの治療方法がその患者様にとってはよりメリットが多いかということを客観的に知らせてあげる事が大切なのではないでしょうか?
歯科医師は職人的な考え方の人が多いので、「自分以外は皆間違い。自分こそNO1」という人が多いです。
今の時代、そんなことを押し付けてくる医院の治療は避けた方がいいでしょう。
歯科医師はスーパーマンでもなければ、カリスマDRである必要もありません。
自分が提供できる治療法のメリットとデメリットをお話し、それを受け入れて下さる患者様にベストの治療を行っていけばいいだけなのです。
「何が何でも自分の治療を受けさせよう」と自分の考え方や治療方法を押し付けようとするから、「自分以外は皆敵」のような状況になってしまうのだと思います。
そんな独りよがりな医院で治療される患者様は、どんな治療をしても決して満足することはないと思います。