部分矯正の治療の流れ

監修:青山健一

まずは部分矯正について知ってみましょう。

1 部分矯正って何?

部分矯正とは、全部の歯に装置をつける全体矯正とは違い、気になっている前歯だけを治す局所的な矯正治療法です。

部分矯正は歯を動かす範囲が小さいので、多くのケースで約半年程度で済ませることができます。装置は前歯にしかつけないので、全体矯正よりも目立ちにくいことや違和感が少ないことなどで人気です。費用も、全体矯正の1/3~1/2 程度で実施できます。

部分矯正のメリットをもっと知りたい

2 部分矯正はこんな人におすすめ!

□全体的な 歯並びやかみ合わせではなく、前歯だけが気になる
□気になるところだけを、短い期間で終わらせたい
□全体矯正ほど費用をかけたくない
□以前矯正していたが後戻りが気になる
□…

部分矯正はかみ合わせの治療ではありませんし、元の歯並びによっては全体矯正が適応になる場合もあります。

部分矯正が難しい方

□歯並びの凸凹が重度
□八重歯の突出が大きい
□骨格的に問題がある歯並びやかみ合わせ
□…

部分矯正は、局所的な方法なので適応症例が限られる治療でもあります。まずは矯正のカウンセリングを受けてみましょう

部分矯正の3STEP

3 実際の治療はどんな風に進んでいくの?

step
1
ワイヤー治療(3~5か月程度)

※元の歯並び程度によって期間が変わります。

部分矯正の治療の流れ歯の表面に、歯科用接着剤でブラケットをつけ、形状記憶のワイヤーを通します。形状記憶のワイヤーを歯の凸凹に沿わせて巻くことで、撓んだワイヤーが元の形に戻ろうする形状記憶の力によって歯が並びます。
月に1回通院でワイヤーを交換します。
ワイヤーである程度歯並びを改善したら、次はSTEP2へ

ちなみに…
ブラケットやワイヤーの色味はメタル色や白色の目立ちにくいものを選ぶことが可能です。

1.・メタルブラケット・メタルワイヤー 2.・プラスチックブラケット・メタルワイヤー 3.・プラスチックブラケット・白色ワイヤー

1.メタルブラケット・メタルワイヤー
2.プラスチックブラケット・メタルワイヤー
3.プラスチックブラケット・白色ワイヤー

カラーモジュールという色付きのゴムを装着して可愛くカスタムすることもできますよ

カラーモジュール

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2
マウスピース治療(3~4か月程度)

マウスピース治療(3~4か月程度)

マウスピースで、保定へ向けて歯並びの微調節を行います。

マウスピースは無色透明なので見た目のストレスがほぼありません。マウスピースはご自身で着脱していただけるので清潔に保てます。

月に一度の来院でマウスピースを交換します。

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3
保定(約2~3年)

保定(約2~3年)

矯正治療終了後には、リテーナー(無色透明のマウスピース)を使用し、歯並びが後戻りするのを防ぐ為の「保定」期間を設けます。矯正治療における「仕上げ」のような期間です。保定期間中は半年~1年に1回程度来院が必要になります。

上下マウスピース着用写真です。STEP1とSTEP2で使用するマウスピースは同じような素材なので、見え方はほとんど同じで目立ちにくいです。

上下マウスピース着用写真

 

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