【監修:銀座青山You矯正歯科 渋谷院 院長】

「歯並びを治したいけれど、矯正治療を最後まで続けられるだろうか」。そんな不安を持つ方へ、YOU矯正歯科が大切だと考えているのは、途中で負担になりやすいことを知り、始める前に対策を考えておくことです。治療の進み方、装置との相性、通院、費用、相談できる環境について、当院の診療での経験も交えながらお伝えします。
「動画では、矯正治療を続けるうえで負担になりやすいことと、始める前にできる準備をお話ししています。」
矯正治療を途中でやめたくなる5つの理由

矯正治療には、時間も費用もかかります。「始めたあとに後悔したくない」と慎重になるのは、自然なことです。
まずは、治療の途中で何が負担になりやすいのかを知っておきましょう。
1.見た目の変化が途中で止まったように感じる
治療の前半には前歯のガタガタなど、目に見える変化を感じやすい段階があります。一方、後半には噛み合わせの微調整や、奥歯の位置を合わせる作業が続くことがあります。
診療の現場で見られるのは、この違いが「見た目はもう変わらないのに、まだ治療が続くの?」という気持ちにつながることです。
前歯がある程度並ぶと、患者さんにとっては目標に近づいたように感じられます。しかし、見える部分が整うことと、予定している治療が終わることは同じではありません。

治療期間が2~3年に及ぶ抜歯矯正などでは、後半の変化を実感しにくいことが、中断につながる理由の一つとして現場で多く見られます。
2.装置をつける毎日が、想像以上に負担になる
ワイヤー矯正では、前歯がある程度きれいに並んでくると、「早く装置を外したい」という気持ちが強くなることがあります。
マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着を求められる治療もあり、食事のたびに外し、歯を磨いてつけ直す生活が続きます。実際の装着時間は、担当医の指示に従ってください。
契約前には「頑張ろう!」と思っていても、仕事や学校で疲れた日に、「今日はもういいや」と感じることがあります。こうした、毎日の装着に疲れてしまう負担も、始める前に考えておきたい点です。
3.通院の予定が生活と合わなくなる
定期的な通院のために予定を調整することが、負担になる方もいます。
診療の現場では、「今月は忙しいから来月にしよう」が重なり、気づけば半年ほど通院が空いている例もあります。はっきり「やめる」と決めていなくても、通院が途切れることで治療が中断してしまうのです。
4.想定していなかった費用が負担になる
契約時に総額を把握したつもりでも、調整料や追加の装置代などが別にかかり、家計の負担になるケースがあります。
「これから、あといくら必要なのだろう」という不安は、治療を続ける気持ちにも影響します。金額だけでなく、何が含まれているのかまで確認しておくことが大切です。
5.生活や性格に合わない治療方法を選んでしまう
YOU矯正歯科としては、治療方法と患者さんの生活・性格とのミスマッチは、治療を続けにくくする根本的な理由だと考えています。
たとえば、毎日の装着時間を守ることが苦手な方が、自己管理の必要なマウスピース矯正を選ぶ場合です。反対に、装置が目立つことをどうしても避けたい方が、その希望に合わない装置を選ぶと、治療中の負担が大きくなります。
「頑張れば何とかなる」と考える前に、その治療方法を自分の生活の中で続けられるかを考えてみてください。
YOU矯正歯科が大切にする、矯正を始める前の5つの対策

1.カウンセリングで「後半の治療」まで聞いておく
見た目の変化が小さくなる時期への対策は、最初からその段階があると知っておくことです。
「前歯が並んだあと、どのような治療が残りますか」「後半は何を調整しますか」と、カウンセリングで聞いてみてください。治療の目的が分かっていれば、変化を感じにくい時期にも、何のために通っているのかを理解できます。
YOU矯正歯科では、毎回「今の状況と今後の動かし方」を説明しています。
当院の診療経験では、治療を途中でやめる方はほとんどおらず、こうした説明が継続を支えていると考えています。
ただし、見た目が変わらないことだけで、順調かどうかを判断するわけではありません。今どの段階にいるのかを、診察時の説明で確かめていただくことが大切です。
2.装着時間を守るのが苦手なら、ワイヤー矯正を第一に考える
YOU矯正歯科では、マウスピースの装着時間を守るのが苦手だと自覚している方には、ワイヤー矯正を第一の選択肢として考えることを勧めています。
また、仕事で外食が多い方なら、食事のたびに装置を外す手間が生活の負担にならないかも、治療方法を選ぶ際の重要なポイントです。
カウンセリングでは、「三日坊主になりやすいのですが、続けられる方法はありますか」と、率直にお話しください。これは恥ずかしい質問ではなく、治療方法を決めるうえで大切な情報です。
当院では、抜歯か非抜歯か、マウスピース矯正かワイヤー矯正かという選択も、患者さんのタイプによって最適な方法が違うと考えています。生活や性格だけで適応を決めるのではなく、診察で治療の適応を確認しながら、続けやすさも含めて相談しましょう。
3.通いやすさを、治療内容と同じくらい重視する
YOU矯正歯科としては、通いやすさは、治療内容や技術と同じくらい大切な医院選びのポイントだと考えています。良い治療計画があっても、通院を続けられなければ治療を進められないからです。
職場や自宅からの距離に加えて、診療曜日・時間、予約の取りやすさも確認してください。
カウンセリングでは、次のように具体的に聞いておくと、生活に組み込めるかを考えやすくなります。
「どれくらいの頻度で通院が必要ですか」
「私が通える曜日や時間帯に、予約は取りやすいですか」
当院は、通いやすさを大切にする考えから、全国に11医院を運営しています。
各医院の所在地などは、YOU矯正歯科の医院案内をご覧ください。
4.総額と、含まれる費用・含まれない費用を確認する
費用の想定外を防ぐには、契約前に「総額に何が含まれるのか」を確認することが大切です。
調整料は毎回必要なのか、追加の装置が必要になったらどうなるのか。分割払いやデンタルローンを利用できるのか。分からないことを、曖昧なままにしないようにしましょう。
YOU矯正歯科では、毎月の調整料を含む総額制を採用しています。
費用については、矯正治療の費用と総額制の案内もご確認ください。
当院では、必要な費用を初めに把握できることが、治療を続けるうえでの安心につながると考えています。ご自身の契約で含まれる範囲についても、事前に確認してください。
5.一人で抱え込まない環境を、最初からつくる
YOU矯正歯科が特に大切だと考えているのは、治療を一人で抱え込まないことです。
SNSで「#歯列矯正中」などを検索して、同じように治療を続けている方の投稿を見たり、矯正を終えた方のコメントを読んだりすることも、気持ちを支えるきっかけになります。
そして、身近な相談相手になるのが医院のスタッフです。
「途中でつらくなったら、正直に相談してもいいですか」と、契約前に聞いてみてください。相談しやすい関係ができていれば、装着や通院が負担になったときも、一人で悩まずに済みます。
当院では、毎回の説明に加え、スタッフとの関係を通じて、患者さんが不安を抱え込まずに治療を続けられることを大切にしています。

よくある質問
Q,前歯がきれいに並んだら、治療は終わりですか?
A,前歯が並んでも、噛み合わせや奥歯の位置の調整が残っていることがあります。YOU矯正歯科では、毎回、現在の状態と今後の動かし方を説明し、残っている治療の目的を理解していただくことを大切にしています。
Q,自己管理が苦手でも、矯正治療を検討できますか?
A,YOU矯正歯科では、マウスピースの装着時間を守るのが苦手な方には、ワイヤー矯正を第一に考えることを勧めています。無理に性格を変えようとする前に、生活の様子や苦手なことを伝え、適応と続けやすさを相談してください。
Q,契約前に費用について何を聞けばよいですか?
A,総額に含まれるもの・含まれないもの、調整料、追加の装置代、支払い方法を確認してください。YOU矯正歯科では、毎月の調整料を含む総額制を採用し、費用の見通しを持てることを大切にしています。
この記事の要点

- 治療後半の目的を理解できるよう、毎回、現在の状況と今後の動かし方を説明してもらう。
- 装着時間を守るのが苦手な方には、ワイヤー矯正を第一に考える。
- 通いやすさも治療内容と同じくらい重要です。
- 費用は金額だけでなく、総額に含まれる範囲まで契約前に確認しましょう。
- 不安や負担を一人で抱え込まず、スタッフに相談できる環境かどうかを確認してみる。
矯正治療は、マラソンに例えられます。42.195キロを何も知らずに走り始めるより、コースの高低差やペース配分を知っておくほうが、準備を整えられます。
治療も同じです。不安があること自体を、悪いことだと思う必要はありません。その不安を、始める前の具体的な確認に変えていきましょう。
「自分に合う装置が分からない」「仕事や学校と両立できるか心配」という方は、YOU矯正歯科へご相談ください。診察で治療の適応を確認しながら、装着の負担や通院、費用についても一緒に整理しましょう。ご予約の際には、気になっていることをお伝えください。

