前歯のデコボコを簡単に治す!症例の徹底解説!!

監修:青山健一

はじめに

前歯のデコボコを簡単に治す!症例の徹底解説!!

日本人は世界各国の人々に比べて歯並びへの意識が低いことは世界各国で話題にあがることが多いようです。
特に歯並びが悪い印象としてよく目につくのが「歯のデコボコ」!

海外では歯並びが悪いと「自己管理能力が低くメンテナンスができない人、もしくは「清潔感のない人」と見られ、仕事や恋愛において不利になることが多くなります。
親は子どもが仕事や結婚相手に困らないよう、社会人になる前に歯並びを矯正しておくというのが一般的です。

1、部分矯正で前歯のデコボコを治す

1-1 翼状捻転

前歯が左右対称的にハの字のように捻じれている状況です。
翼のように見えることから翼状捻転(よくじょうねんてん)という名前がつきました。

歯の段差が目立つデコボコの種類のため、歯が出ているようにも見える症例です。
割とポピュラーで日本人により多く見られる症例です。

表側ワイヤー期間3~4か月→マウスピース期間3~4か月 合計6~8ヶ月

翼状捻転写真

1-2 クロスバイト

部分的に歯が中へ入ってしまっていることで前歯が影になって見えるので写真を撮った時に「歯がないように見える…」というお悩みも患者様からよく聞くお悩みです。
中へ入ってしまっている歯を外へ出して並べることで前から見た印象はグッと変わります。

部分的に中に入っている歯があることで犬歯の歯が八重歯のように見える状況も歯の段差をとることで自然と八重歯のような印象も気にならなくなった!という患者様からの喜びのお声も。

表側ワイヤー期間4か月→マウスピース期間3~4か月 合計7~8ヶ月

クロスバイト写真

1-3 叢生(デコボコ)

前歯があちこち捻じれ、段差が目立つ症例です。
矯正治療を終えて「こんなにすぐ治るならもっと早く始めていれば良かった!!」と綺麗な歯並びでニッコリ♪

表側ワイヤー期間4~5か月→マウスピース期間3~4か月 合計7~9か月

叢生(デコボコ)正面写真

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の比較

ワイヤー矯正 マウスピース矯正
料金(片顎) 表側25~30万円
裏側45~50万円
45万円~80万円
期間

6~8ヶ月

表側
1.3~4ヶ月 ワイヤー
2.3~4ヶ月 マウスピース
裏側
1.5~7ヶ月 ワイヤー
2.3~4ヶ月 マウスピース

10~14ヶ月

マウスピースのみ

銀座青山YOU矯正歯科 一例

どのような矯正治療の装置をつけるかによって治療期間や、料金が異なります。
治療をはじめる上で「目立ちたくない」「早く終わらせたい」「できるだけ安く!!」それぞれの優先順位があるかと思います。

患者様の優先順位に応じて治療方法を選択できるのも、歯科矯正の医療の進歩ですね。
目立つ装置しか選択肢がない!なんていう時代はもう終わりました。
気軽にカウンセリングを受けてみてください。
悩みの解決方法は案外簡単かもしれませんよ。

2、メタルボンド(かぶせ歯)で前歯のデコボコを治す

一般的に審美治療とは、前歯にセラミックの被せ物を入れて綺麗に並べる方法です。
芸能人がいきなり綺麗な歯並びになるのは、この被せ物の審美治療によるものです。

セラミック写真

3、メタルボンド(かぶせ歯)のメリットとデメリット

「被せ物」のメリット

  • 矯正装置を使わないので外見的に気にならない
  • 治療期間が短い
  • 歯の模様や色も治せる
  • 本数によっては矯正よりも安価  ・・・

「芸能人みたいに白い歯にもできるなら‥被せ物って手っ取り早くて良いね!!」

「ちょっとまって!メリットもありますが、デメリットもありますよ!」

「被せ物」のデメリット

  • 歯を大きく削ることになる
  • 便宜的に歯を抜歯したり、歯の神経を抜く必要がある
  • 経年劣化する(やり替えが必要になった場合は、再度料金がかかる場合もある)
  • 二次的な虫歯になる可能性がある  ・・・

「え!?歯を抜いたり、神経を取ったりするの!?簡単にきれいになったとしても、なるべく自分の歯は残していきたいな‥」

「そう感じるあなたには、被せ物よりも矯正が向いているかもしれませんね。気になるところだけを治したいのなら、部分矯正が適応になるかも。」

部分矯正と被せ物のメリットデメリット

メリット デメリット
被せ物(セラミック) ・自分の歯を最大限活用できる
・保定をしっかり行えば永久モノ!!
・便宜的に歯や歯の神経を抜く必要がある
・歯を大きく削ることになる
・経年劣化する(やり替えが必要になった場合は、再度料金がかかる場合もある)
・二次的な虫歯になる可能性がある(PC不良には勧めない)
部分矯正 ・矯正装置を使わないので外見的に気にならない
・治療期間が短い
・歯の模様や色も治せる
・本数によっては矯正よりも安価
・時間がかかる
・痛みが伴う
・費用がかかる
・保定装置を数年使用する必要がある

自分にどちらが向いているかは、元の歯並び、完成形の理想のレベル優先順位(期間?見た目?健康?)など、考え方によって人それぞれ。

まずは歯医者さんに行って相談してみましょう!

4、部分矯正の治療の流れ

▼部分矯正の流れは下記ページをご覧ください
部分矯正の治療の流れ
部分矯正の治療の流れ

実際の部分矯正の治療はどんな風に進んでいくの?

続きを見る

☆まとめ

いかがでしたでしょか?前歯のデコボコを治す方法をご理解いただけたでしょうか?

以前は矯正治療と言えば、治療費が100万円近くかかり、治療期間も2,3年かかり大変な治療と思われていましたが、今では「早い、安い、簡単」な治療の部分矯正が人気です。

ご興味があれば、矯正相談で詳細をご確認ください。

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